南アルプスの甲斐駒・仙丈
2001年7/19(金)夜〜22(日)
参加者・・・片岡・木佐貫・森・杉野+渡辺(7/20夕方より参加)
 
予定通りの時間に出発し、登山口の戸台口の駐車場には、翌日の2時半であった。
満天の星空が、明日の山行を祝っているようだ。
 
臨時バスが5時に出るため、4時の起床にした。
チューハイやビールで眠気を誘い、一時間半を有効に寝る。
 
9台目の最後の町営バスに何とか乗り込み、北沢峠を目指す。
一時間弱で、到着。そこから、テン場までは10分ぐらい、
流石に「山の日」(世間一般は、海の日)
スラム街のようにテントが軒を連ねる。(テントに軒は無いが・・・)
 
テントを設営し、北沢峠の長衛荘まで戻り、その横の登山道から、双児山へ向かった。
前回は、台風の後で倒木に悩まされたが、今回は全く無く快調。
双児山からは、駒津峰のバックに白く輝く甲斐駒があった。
 
そこから、少し下り駒津峰へ、ここまで来ると甲斐駒は手に取るようになる。
 
ここで、マルタイの棒ラーメンの昼食。
ここからの狭い登山道を行き交う登山者で、譲り合い前に進む。
 
六方石に、余分な荷物を置き、岩稜コースを行く。
少しスリリングなコースで高度を稼ぐ。
巻き道とは交わらず山頂に着く。
2967mの360度の大展望がそこに広がる。
 
北東の遠望は、雲が掛かり奥秩父・八ヶ岳・北アルプスは望めなかった。
しかし、中央アルプス、明日登る仙丈、間ノ岳、北岳、鳳凰三山は良く見えた。
 
展望を十分に楽しみ、下山。巻き道を下る。
前回、時間の関係上行けなかった、摩利支天にも立寄る。
 
ここから見上げる甲斐駒は、またイイ!!
六方石で、コーヒータイム。
駒津峰から左に折れ、急坂を下りる。
 
仙水峠でもう一度、摩利支天と甲斐駒に別れを告げ右に折れた。
黒い岩の上を歩き、仙水小屋を抜け、
テン場に入る橋を渡ると、ナベちゃんがいた。
 
「行けたら、行くかも」とは、聞いていたが・・・、
とても、嬉しかった。途中からでも、参加してくれたこともだが、
 
そして何よりも、自分の意思で行動してくれたことが、一番嬉しかった。
 
このことと汗を一杯かいたことで、ビールがいつも以上に美味い。
 
隣のテントのおじさん(水戸と所沢二人)とも仲良くなり、色々差し入れをもらう。
 
楽しい気分の中、眠りに就いた。